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お子さんのヤル気を引き出す心の指導

今日は、早大ゼミナールでの第三回保護者会(中3受験生の保護者様対象)でした。
ご出席いただいた保護者の皆さま、誠にありがとうございました。
私の方からは、「ヤル気を引き出す心の指導」というテーマでお話をさせていただきました。

保護者の方がお子さんと接する時に気をつけていただきたいこととして以下の4点をお話ししました。

①お子さんの脳に入ること
②お子さんを尊敬すること
③常に勇気づけること
④家庭は安全基地であること

今日は、①の話をします。

お子さんの脳に入ること

「脳に入ること」という表現は、このブログで何度も引用させていただいた脳科学者である林先生の言葉です。

簡単にいえば、お子さんの言ったことを否定しないで共感を示すということです。
もう一歩突っ込んで言えば、相手の言葉を繰り返すことです。

子供:「お母さん、今回もテスト駄目だったよ。」

◎お母さん:「今回もテスト駄目だったんだ。それは、残念だったね。」(共感を示しながら言ってくださいね)

×お母さん:「何やってるの。あれだけお母さんが勉強しなさいって言ったのに。お母さんの言うこときかないからよ!」
⇒このように言ってしまうと、お母さんにはテストのことを話さなくなります。

次に覚えておいていただきたいのは、「質問上手は育て上手」ということです。

ポイントは、現実の否定的な解釈を肯定的な解釈にブレークスルーするような質問をしてあげるということで゜す。
上の例でいえば
お母さん:「今回の失敗から学べることとか反省できることとかはないかな?」
子供:「もっと早くからテスト勉強をやっておけば゛良かった。」etc
お母さん:「良い学びができてよかったね。じゃあ、次回はもっと早くから勉強してみよう。お母さんも応援しているからね。」

失敗を失敗として捉えさせるのではなく、失敗経験から学べること、成長の糧に出来ることを気付かせてあげて、もう一度チャレンジしようという「ヤル気」を引き出してあげることが大切です。

また、親子の人間関係を断絶させないことも大切です。
みなさんも、相手の人に頭ごなしに否定されると、二度とその人には話をしたくなくなるのではないでしょうか?
良好な人間関係が築けると、相手の方から助けを求めてきます。
そのような時にアドバイスをしてあげると、相手の脳に入っているので、ちゃんと伝わります。

子供に失敗をさせることは、親として避けたいという気持ちになるのは、よくわかりますが
失敗しないように、失敗しないようにと子育てをすると、子供のチャレンジ精神は失われ、失敗を恐れるメンタルが形成されてしまいます。

逆に、どんどん失敗をさせて、そこから学び、最後まで、決してあきらめない子供に育てていくことこそが、メンタルの強いお子さんを育てていくことになります。

ぜひ、この方法を日常生活で活用してみてください。







































本当の夢の見つけ方

iphoneの生みの親であるジョブス氏が亡くなったことで大勢の方がショックを受けたのではないかと思います。
ジョブス氏のことをネットで調べていた時に、彼のスタンフォード大学での名スピーチがyoutubeで流れていることを知りまた。

「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

ジョブス氏は、17歳の時から、毎朝鏡を見て自分にこう問いかけるのを日課としたそうです。

また、スピーチの中ですい臓がんに罹ったことも告白していますが、続けて
「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直観をかき消されないことです。自分の内なる声、心、直観というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことはすべて、二の次でいい。」
と語っています。

人は、人生が有限であることをつい忘れて生活しています。
しかし、どんな人にも死は必ず訪れるわけです。
天国には、どんな財産も持っていくことはできません。
そういう意味で、「自分の人生が今日一日だとして、自分は自分の本当にやりたいことをやっているのだろうか?」
という自分への問いかけは、強烈な目覚めのパンチになるのではないでしょうか?
また、自分の身近な人々への感謝の気持ちも溢れてくるのではないでしょうか?
ぜひ、身につけたい習慣だと思った次第です。

ジョブス氏のスピーチに興味のある方は、以下をご覧になってみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s









必ず成功する勝負脳の法則-その③

勝負脳の法則-その①
期限を決めて、一気一気に駆け上がる
勝負脳の法則-その②
目的よりもそれを達成する目標に集中
ということで、林先生の勝負脳の法則を2つご紹介しました。
今日は、その③です。
実は、勝負脳の法則は、今日ご紹介するその③で最後。
つまりたった3つしかないのです。


「具体的な達成方法に素直に全力投球する

林先生によれば、損得、効率を考えると手を抜くという脳機能が生まれてくる。
本当に勝負になった時に苦しくなると、言い訳が出てきて、本番で力を発揮できなくなる。
練習といえども手を抜いてはいけない。
損得を考えずに全力投球する習慣を身につけると、本当に勝負がかかった時に力を発揮する才能が生まれてくる。
ということだそうです。
うーん。考えさせられますね。
予備校の校長の立場で考えると
生徒たちに対して、模試の時とかも、練習だと思わずに本番だと思って、全力投球した方がよい。というアドバイスしなければならないということですね。
また、日ごろ慣れ親しんだ教室で実施するよりも環境を変えたり、知らない人たちのいるところで、試験を受けさせた方がよいということになりますね。

また、「夢の実現」ということに関して言えば

自分が幸せになるための夢を実現するために頑張る。 …損得の発想になりやすい
他人を幸せにするための夢(志)を掲げて頑張る    …使命感で頑張ると、損得で考えない

ということですか?!
日ごろ、損得、効率を重視している人間としては、耳の痛い忠告です。
とにかく人間の脳の機能というのは、奥が深いですね。
















必ず成功する勝負脳の法則-その②

勝負脳の法則-その②

「目的よりも目標に集中せよ!」


前出の林 成之先生は現在も、競泳のオリンピックチームに対して、脳科学的なアプローチで゛アドバイスをしておられるそうです。

先生がおっしゃるには、「金メダルを取る」は目的で、これにフォーカスしても駄目とのことです。

「金メダルを取るために、自分に何が足りていて、何が足りないか。いつまでにやるかという目標を明確にする」ことが大切だそうです。


前回の法則、「コツコツではなく、期限を決めて一気、一気にやる」との合わせ技で、いろいろなことに応用できそうですね。

僕の場合は、何度も失敗を繰り返している、ダイエットで林先生の理論を試してみようかな?

必ず成功する勝負脳の法則-その①

しばらくは、このブログで、最近ハマっている「脳科学と教育についてご紹介したいと思います。

「脳に悪い7つの習慣
」、「勝負脳の鍛え方」という本のことをご存知ですか?

ちなみに、この本の著者についてご紹介します。

林 成之(はやし なりゆき)先生
1939年 富山県生まれ
日本大学大学院医学研究科博士課程修了
その後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターへ留学。
1989
年 日本大学医学部付属板橋病院  救命救急センター科長に就任
その後、長きにわたって救急の患者たちの治療に取り組み続け、その間、数々の画期的な治療法を開発して大きな成果を上げる。
中でも多くの脳死寸前の患者の生命を救った脳低温療法は、世界にその名を知られる大発見となった。あのサッカーのオシム監督も、この治療法で一命を取り留めた。
日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科障害臨床教授を経て、2006年日本大学大学院総合科学研究科教授に就任、現在に至る。
2008年には、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つ為の脳」=勝負脳の奥義について、選手たちに講義を行った。


 もし、読まれていないのなら、ぜひ、一読をお勧めします。

 今日からは、自分の復習も兼ねて林先生の講義を聞いて学んだ内容の一端をご紹介します。

 まずは、「必ず成功する勝負脳の法則 その①」
 
  たとえば、「毎日、コツコツ勉強する
」というのは、常識的には、良い習慣として考えられています。

 しかし、脳科学の観点からは、×!

 脳のパフォーマンスをアップするには、「期限を決めて、一気に学習する」ことが大切だそうです。


 目から鱗ですね!

 たとえば、英単語を1500語覚えるという目標を設定したとします。
毎日10語ずつ覚えようというのは、コツコツ型になります。

 それに対して、1500語を5日間で覚えよう!というのが
「期限を決めて、一気に学習する」ということになります。実際、私どもの予備校(東進衛星予備校)には、ITを使った高速暗記システムがあって、昨年は、2日間で1500語を全クリした生徒もいます。多くの生徒たちは、だいたい、1週間~3週間ぐらいでマスターするようです。 

 IPHONEを持っている方は、センター英単語1500でアプリ(無料)を検索して、試してみてください。このアプリなかなか面白いですよ。 

 脳科学とITの融合で人間の脳力が、一気に引き出されるという凄い時代になってきましたね!